塩漬けにした鮭を大槌の浜風で寒風干しし、ちょうど良い塩加減に仕上げました。
うま味が凝縮された味わいは、地元の人にも愛される大槌の味です。
【セット内容】
新巻鮭(2切入)─3パック
基本はそのまま焼いて、ほかほかご飯といっしょに。
こんがりと皮目をパリパリにグリルで焼きながらも、焼き過ぎずジューシーに仕上げるのがおすすめ。
熟成した新巻鮭は、身の締まりが良くなり箸でホロリと身がほぐれます。
身をほぐして、おにぎりの具にしても美味しくいただけます。
皮はパリパリに焼いて細かく切っておにぎりに混ぜるとまた絶品です。
海苔を散らしてお湯をかけてお茶漬けにしてもおすすめです。
一本一本、鮭に塩をすりこみ、天気を見ながら大槌の潮風に干して熟成が進みます。
天気や湿度にも気を配り、こまめに様子を見て大槌湾からくる潮風にあてたり引っ込めたりを繰り返します。
熟成が進んだ新巻鮭は、旨みが凝縮された深い味わい。
美味しく召し上がっていただけるように心を込めて仕上げています。
岩手県大槌町発祥と言われる新巻鮭。
「南部鼻曲がり鮭」とも言われる新巻鮭は、400年以上前に岩手県大槌で発祥したと伝えられています。
当時の大槌町城主の大槌孫八郎正貞が、地元で獲れる鮭を特産品にできないかと考え、塩漬けにした鮭を寒風干しにした保存食、新巻鮭を開発しました。
江戸に運んだ新巻鮭は「南部鼻曲がり鮭」とも言われ、人気を博したといわれています。
現在も昔ながらの方法でつくられ、贈答品としても大変喜ばれる三陸を代表する伝統的な特産品です。