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まごはち取材録|魚よしさんに行ってきました。

魚よしさんは大槌町のショッピングセンター・シーサイドタウンマストのお魚屋さん。先代から60年近く地域で親しまれ、丁寧な仕事で作り上げる新鮮な商品や目でもおいしい店頭は、多くのお得意様と全国のファンから愛されています。

今回は鮮魚や水産加工品を手掛ける事業者さんを対象とした「生産者」ページの取材で伺ってきました!

シーサイドタウンマストは大槌町民の生活に欠かせないショッピングセンター。昨年創業30周年を迎え、現在も毎月様々なイベントが行われています。小児科や銀行などもあり、大槌町民は何かと立ち寄ることが多く、用事がなくてもつい足が向いてしまうんですよね。フードコートもあり、休日は家族連れや中高生で賑わうスポットです。
2021年に公開されたアニメ映画「岬のマヨイガ」のロケ地の一つで、映画館では「マストだ…!」と声が上がっていたことをよく覚えています。

そんな“マストの魚屋さん”として町民に親しまれている魚よしさんがお店を構えるのは、食料品や生活用品などの店舗がある1階。地元民にはお馴染みのご当地スーパーであるマイヤの向かい側です。お隣には八百屋さんもあり、日々の買い物にうってつけ。新鮮な旬の食材が並ぶ店頭を眺めつつ晩御飯のメニューを考えるのも楽しい通りです。

魚よしさんがテナントに入ったのは1993年。シーサイドタウンマストのオープンに合わせてのことでした。しかしマストは東日本大震災で大きな被害を受け、9か月の休業を経て営業を再開。魚よしさんも共に再スタートを切り、お得意様や全国のファンの皆さんの応援を支えに今日までお店を続けて来たそうです。

手分けして釜石や大槌など近郊の市場へ行き、毎日豊富な種類を取り揃えるようにしているのだとか。
店頭には生きた貝や毛ガニが!「子どもたちに動いている姿を見せたい」という思いから並べており、県外からのお客さんにも好評。
取材に伺ったのは秋だったので、旬のサンマの姿もありました。

営業の合間に、2代目の平野ひとしさん、その弟のたかしさん、お母様の佳子よしこさん、スタッフの小岩さんにそれぞれお話を伺うことができました。

お父様からお店を受け継いだ2代目の平野将さん。「新鮮で美味しい三陸の旬の魚貝類をお客様の台所へ」をモットーに掲げています。
弟の剛さん。氷でしっかり冷やす、手早く作業をするなど、お父様から教わった魚屋の基本と毎日丁寧に向き合っているそうです。
お母様の佳子さんは、店頭での声かけを欠かしません。お客様への感謝を胸に、息子さんたちと一緒にお店に立つ日々を噛み締めています。
笑顔が素敵な地元スタッフの小岩さん。将さんと剛さんが仕入れて加工したお魚を梱包し、全国へ発送する業務を担っています。

魚よしさんが先代から受け継ぎ、お得意様に愛され続ける丁寧な仕事。
特にそれを象徴するまごはち商品が「朝獲れ海の幸セット」です。
新鮮さが引き立てる、三陸の旬の海の幸の本当のおいしさ。それをご自宅で堪能できるとあって、ご自身のご褒美や贈り物にもぴったりの一品です。

朝獲れ海の幸セット - 大槌孫八郎商店
大槌孫八郎商店は岩手県大槌町の選りすぐりの特産品が並ぶネットショップです。大槌が誇る三陸海岸の...

そして個人的におすすめなのが「岩手大槌サーモン(3切)ギフトセット」です。
大槌サーモンの切り身と、三陸岩手県産の湯通し塩蔵わかめ、そしてイカの塩辛。
ええ、そうです。お気づきですか?

じゅわっと香ばしい焼き鮭。身体に染み渡るワカメのお味噌汁。
炊き立てごはんにイカの塩辛も乗せちゃって、、残りは晩酌用にとっておこう…。

\これこそが、俺が考える最強の朝ごはんセット、だ!!/

岩手大槌サーモン(3切)ギフトセット - 大槌孫八郎商店

お一人ずつお話を聞くのは、私は今回の取材が初めてのことでした。
日常的によく目にするお店である魚よしさんの、商品の新鮮さ・おいしさの秘訣はもちろん、手掛ける皆さんのお人柄に触れることができた貴重な機会でした。
魚よしさん、お忙しい中ありがとうございました!

今回の取材をもとに作成した魚よしさんの「生産者」ページはこちら。

魚よし - 大槌孫八郎商店
大槌孫八郎商店は岩手県大槌町の選りすぐりの特産品が並ぶネットショップです。大槌が誇る三陸海岸の...

アニメ映画「岬のマヨイガ」の町内ロケ地の詳細などはこちら
大槌町観光交流協会HP「大槌町アニメ・マンガコンテンツ」ページ