大槌復光社協同組合は、清流・大槌川の水を引き込んだ緑豊かな桃畑養魚場で、町のご当地サーモンを育てています。
復光社は、東日本大震災の復興工事が落ち着きを見せる中、「このままでは地域の仕事が減り、若者が流出してしまう」という危機感から、地元の建設業者などが手を取り合って設立した組合です。地域経済の新たな柱として養殖事業への参入を決意し、試行錯誤を続けてきました。
その取り組みの中で生まれたのが、大槌川上流の桃畑養魚場で成魚になるまでじっくりと育て上げた桃畑学園サーモン。
波の影響を受けずに育つため、海育ちのサーモンに比べて、あっさりとした上品な味わいを楽しめるのが大きな特徴です。
また、桃畑養魚場で一定のサイズまで育った後、海で育つサーモンは、「岩手大槌サーモン」として町内外へと出荷。こちらは脂のりの良さが自慢です。
震災復興工事からサーモン養殖へ。
新たな挑戦を推し進めてきた組合理事の金崎拓也さんは、「大槌はサケの町。2020年に始まったサーモン養殖事業を、若者が憧れる仕事に育てていきたいです」と意気込んでいます。