創業昭和10年(1935年)。大槌ではカネショウの屋号で知られる伊藤商店さんは三陸産の良質な海産物の加工品を中心に小売から輸出まで幅広く手掛けています。
1968(昭和43)年より製造を始め、大槌町で随一の生産量を誇る「三陸いわて産 湯通し塩蔵わかめ」は地元で水揚げされた生わかめを仕入れ、工場で塩蔵加工しているため品質が均一で好評を博しています。
震災の年も生産は止めず、がれきの中から工場を建て直し、3代続いた製法を守るために道を切り開いてきました。
Ito shoten
専務の伊藤三郎さんは「昔も今も変わらず、“信頼の品質”をモットーに、全力で製品造りを行っている」と話します。市場のニーズに応える形で、常に新しい商品づくりにチャレンジされている姿勢が、お客様への信頼につながっているのでしょう。